原因不明の肺線維症を持つOさんが呼吸するのが苦しくなったのは、年末にひいた風邪からでした。風邪症状が治ったあとも呼吸困難は続き、年の初めになって受診した時には立っても横になっても苦しい状態となっ
肺活量1リットルそこそこのSさんにとって、肺炎の発症は呼吸苦との闘いになりました。肋間筋を肋骨の間にめり込ませながら空気を吸う姿は見ている人をも呼吸困難にさせる程です。 88歳のお年寄りにとって、
寒さが厳しくなる11月になると、各医療機関ではいっせいにインフルエンザワクチンの実施に追われるようになります。今年もそんな慌ただしい季節となり、又々ある患者さんを思い出す頃となりました。 Aさんは
健診を受ける毎に肝機能の異常を指摘されるHさんですが、身体が怠いわけでもなく、今年も恒例の落葉キノコ狩りを楽しんで来ました。天候の不順はキノコ狩りにも影響しているようで、いつになく不猟とのこと。
「先生、しょんべんの出が悪くて、行っても、出ねえんだ」 電話から、いつものように大きなTさんの声が聞こえてきました。稚内の近くの漁師さんからです。海が時化ってるから(船が出せないので)直ぐにやっ
9月の診療所だよりは休載となります。
Yさんが当院を受診した理由は最近痩せてきたこと、尿の色が濃くなってきたということでした。1年の間に10kg以上痩せるというのは尋 常ではありません。Yさんが住んでいる道東の地は決して無医村ではあり
今年83歳になるAさんは左脇腹の痛みがここ半年ほど続いています。あまり強い痛みではありませんが、常に痛みがあり、最近では食欲もなく体重も落ちてき ました。 近くの胃腸科のクリニックや総合病院の消化
医者の不養生とは良く言われる所ですが、K先生もその典型的な一人でした。 数年前に大学を定年となり、その後は好きな釣り、フルート演奏を楽しむ悠々自適の生活でした。 ある日の会合で、5年振りに偶然話
Sさんにとって夜は恐怖の時間帯です。 ベッドに入るのは夜の10時。 寝付きは悪くないのですが、11時には起き上がってトイレへ。 それからは30 分~1時間毎にトイレ通いとなります。 7~8回もト
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