Kさんは今年90歳になります。10年以上も前に東京から引っ越して来ました。生涯独身、兄妹はいるようですが、札幌には誰もいません。東京から移った理由は定かではありませんが、人付き合いの煩わしさから
Aさんの受診はご主人への愚痴から始まります。つい最近も、食事中にむせて一時呼吸困難になりました。83歳になるAさんはC型肝炎を有する患者さんですが、見かけは元気そのものです。しかし咽頭の反射はさ
前屈みで、最近では足元もおぼつかないKさんですが、長年の喫煙による肺の障害と高血圧による心不全を伴い、続けて50mも歩けなくなったのはついこの間の事です。息苦しさも加わって、終に禁煙に追い込まれ
2ヶ月に一度、Sさんは日本海側の町からやって来ます。今年で85歳になるSさんにとって2時間の道程はかなりの緊張を強いられる運転と思われますが、左程の苦労は感じておらず、むしろ毎回の札幌行を楽しん
Yさんの趣味は野球観戦で熱烈な日ハムファンです。関節症があるためドーム観戦はせずもっぱらテレビでの観戦となりますが、試合の日はテレビの前に釘づけ状態です。もう一つの楽しみが、近所の奥様方とのお茶
Fさんは大のカラオケ好きです。毎週水曜日の午後は仲間とカラオケに繰り出すため、その日の受診はお昼までに帰ることにしています。85歳になった今も張りのある声で得意の美空ひばりを歌うのが楽しみなので
糖尿病のSさんが、一昨晩寝汗をかいたと言って受診されました。2日程前から寒気があったとのこと。尿の検査では明らかな尿路(膀胱、尿道等)感染症でした。問題は、普通なら血圧が高いSさんが低血圧(10
通称“角サン”を好んで飲むSさんにとって、ウイスキー片手にギターを弾くのは最も好きな時間の過ごし方でした。仕事の合間には、老人ホームを慰問したり、ボランティア活動にも積極的でしたが、ここ1~2年
栄養だよりVol.22
85歳になるKさんが、とうに亡くなったご主人が来たとか先祖の話をし出したため、認知症の病院を紹介して欲しいとお嫁さんが伴ってやってきました。数日来、ぼけ症状は憎悪の一途のようで、家族としては、い
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