医者の不養生とは良く言われる所ですが、K先生もその典型的な一人でした。 数年前に大学を定年となり、その後は好きな釣り、フルート演奏を楽しむ悠々自適の生活でした。 ある日の会合で、5年振りに偶然話
Sさんにとって夜は恐怖の時間帯です。 ベッドに入るのは夜の10時。 寝付きは悪くないのですが、11時には起き上がってトイレへ。 それからは30 分~1時間毎にトイレ通いとなります。 7~8回もト
Nさんは糖尿病です。最近の糖尿病の治療と言えば多彩という表現がピッタリ。 内服剤も多数の種類があり、注射剤もインスリン療法に用いる沢山の製剤があ り、それ以外の注射剤も色々市場に出回るようになって
最近のYさんは、肩から首にかけて特に起床時に凝りを感じています。60代の後半にあり、適度に運動もしています(ジムで週2日位)。体調もさほど悪くは ないのですが、その凝りが気になっていました。3か月
道東のある町から受診されたIさんは、自律神経障害による異常発汗を訴え近くの医療機関を受診し、胸腔鏡を用いた胸腔内自律神経節ブロックの手術を受け ました。確かに発汗はなくなったものの、その後のIさ
Tさんの熱は、抗生物質の投与にも拘わらず寝汗と共に続いていました。高度の肺気腫のため自宅で酸素療法に依存せざるを得ないTさんにとって、微熱とはいえかなりこたえる状況でした。喀痰の細菌培養結果が出ま
病院内での院内感染はつい最近でも新聞紙上を賑わす深刻な問題ですが、その対策となるとなかなか難しい状況下にあります。その一つは病院には不特定多数の人が出入りすること、もう一つは病院スタッフの感染症不
高齢化に伴って下の方の問題をかかえる人が増えています。一般的に言えば前立腺の手術を受けた男性、子宮癌の広範手術を受けたほぼ全員の方が尿漏れに悩まされますが、全くそのような手術経験がなくても起こるこ
古くからの友人であったNさんが亡くなりました。B型肝炎感染から肝癌の発生、手術、抗癌剤、免疫療法、陽子線療法等々あらゆる対策を試みた上での癌死でした。 B型肝炎ウイルスは紀元前数千年前から存在が
82歳のSさんが当クリニックを受診しました。娘さんと一緒でした。 最近、健忘症(もの忘れ)が強くなって言葉もなかなか出てこないとの事。 歩けば5 分くらいの所に娘さん夫婦は住んでいるようですが、近
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