Tさんの熱は、抗生物質の投与にも拘わらず寝汗と共に続いていました。高度の肺気腫のため自宅で酸素療法に依存せざるを得ないTさんにとって、微熱とはいえかなりこたえる状況でした。喀痰の細菌培養結果が出ま
病院内での院内感染はつい最近でも新聞紙上を賑わす深刻な問題ですが、その対策となるとなかなか難しい状況下にあります。その一つは病院には不特定多数の人が出入りすること、もう一つは病院スタッフの感染症不
高齢化に伴って下の方の問題をかかえる人が増えています。一般的に言えば前立腺の手術を受けた男性、子宮癌の広範手術を受けたほぼ全員の方が尿漏れに悩まされますが、全くそのような手術経験がなくても起こるこ
古くからの友人であったNさんが亡くなりました。B型肝炎感染から肝癌の発生、手術、抗癌剤、免疫療法、陽子線療法等々あらゆる対策を試みた上での癌死でした。 B型肝炎ウイルスは紀元前数千年前から存在が
82歳のSさんが当クリニックを受診しました。娘さんと一緒でした。 最近、健忘症(もの忘れ)が強くなって言葉もなかなか出てこないとの事。 歩けば5 分くらいの所に娘さん夫婦は住んでいるようですが、近
睡眠時無呼吸症候群は最近のホットな話題のひとつですが、Tさんも無呼吸に伴う集中力欠如に悩まされていました。検査の結果はまぎれもなく睡眠時無呼吸症 候群(SAS)でした。CPAP(シーパップ)による
自律神経失調症気味のSさんは今までも現在も数か所の医療施設に受診しており、毎週各々の受診で多忙に過ごしています。その一環か、または新たな開拓かは わかりませんが、今回当クリニックを受診されました。
不整脈に悩む人はたくさんおりますが、そのほとんどにおいて原因ははっきりしません。Мさんは数年来、不整脈に悩まされています。不整脈があることで何ら かの症状を訴える方はあまりないないのですが、Мさん
Aさんは50代の男性です。そろそろ会社から肩を叩かれるのではないかと気にしている毎日のようです。その彼が高血圧の薬を希望して先日受診しました。話を伺うと、2~3ヶ所の病院、クリニックを受診してお
「こんな歳にもなって、いつお迎えが来てもいいと思っています」と常日頃から話していたМさんでした。 3月中旬のある日突然、熱発に見舞われました。 38°5分、70歳過ぎのこの高熱は、元気に散歩を毎日
過去の記事
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年