クリニック通信Clinic Letter

4月の診療室だより

 64列CTを一年間使用してみて、そのすごさに改めて感激しております。もともと心臓冠動脈描出に優れていることは分かっておりましたが、腹部臓器 (肝・胆・膵・腎・大腸)に用いた場合も極めて優れていることが判りました。肝臓の血管や腫瘍、膵臓においてはERCP(内視鏡的胆管膵官造影)を必要と しない程の画像が得られ大腸造影も容易に施行できるのですから、患者さんにとっても納得のいく医療が可能になった実感を得ています。